最後に行ったのが2004年のシンガポール。
前出の、ドイツW杯予選のシンガポールでの一次予選の時である。
その前は何度も足を運んだのにあれ以来いっていない。いやそもそも、
実は当初は「東南アジア」にだけは絶対行くまい。
とすら思っていた。
どうも不衛生なイメージが頭の中に先行していて、
どんなに人に進められても
行きたいと思わなかった私が、重い腰を上げたのが、
アトランタ五輪の最終予選のマレーシアだった。
初めて降り立った、クアラルンプールは、
何とも言えない、独特の湿気と熱気。
そして東南アジア独特の匂い・・とでも言うのだろうか?
不思議と嫌な感じは受けなかったのが第一印象。
そのホテルは、選手も別棟に宿泊していたため、
たまにホテルの裏庭でも練習などをやっていたのだけれど、
その時知り合ったのが、後に、一緒に色々な旅行にジョインして行くことになる
友人夫婦だった。
新婚旅行にでもここに来て、たまたま選手いたから見てるのかと思いきや、
なんとドーハの悲劇の直前に合宿をはった、スペインのカディスにまで
その合宿を見にいったのだというほどのサッカーフリーク。
すぐに意気投合したのは言うまでもなく。
その時、その友人夫婦と知り合って、翌年のジョホールバル(岡野Vゴール)
そしてW杯フランスもクアラルンプールのトランジットで、その友人達と
行くことになったという感じに。
それ以来東南アジアは大好きになったものの、
2004年以来出向いてないことに気づいてしまった。
来年はそれこそシンガポールに行きたいものの、
行った事のない、ベトナムや、あの思い出のクアラルンプールも良いね。
それと、この映画の舞台になっているチェンマイにも行ってみたい。
映画「プール」
この舞台になっているホテルは、実際に宿泊できるもので、
この映画のような、ゆったりとした時間を過ごしてみたいと思ったりする。
加瀬亮好きな私としては、この映画の加瀬亮が一番好きかもしれない。
すごくナチュラルで、ホントに素敵。
加瀬亮みたいな人とここに行きたい!!とすら思ってしまう。
あのプールサイドや、ほのぼのした市場や、
ホントにオープンのオープンキッチン
あの映画で繰り広げられる東南アジアは、雑多な熱気と混沌としたものではなくて
東南アジアの、すごく綺麗なものだけ拾い集めて、ちりばめたような
感じなのだけど、
旅行で訪れるにはそれもまた良いのかもしれないね。
ああいう映画、好きじゃない人もいるだろうし、
どう考えても現実離れしているのだけれど。
奔放な小林聡美の役どころが、
もしかしたら、ナチュラルな生き方なのかなとふと思ったりする。
「理由なんて、愛ひとつで十分」
なのだけど、
なかなかそうも行かないのが、人の人生なんだと思うけど。