米兵の、最近だけじゃないあの酷いニュースなんか聞いてても、
もうイヤで嫌で。マックにもいかねーぞ!
くらいの勢いで数日過ごしていたほど。
まず差別国家じゃないか?別に黒人が大統領になろうがなんだろうが
どーでも良いんじゃないの?
っていう私も嫌アメリカという差別だね。
すいません。もちろん一般の人々への差別はありません。
ただ、そもそもアメリカ文化やアメリカの音楽、ファッション、諸々、
全く興味なく、学生時代も、ファッションや音楽はUK派だったので、
今だにNYに行きたいと思ったことがない。
そもそもサッカーがメジャースポーツではない時点でダメだな。
あと食べ物がマズイ国はちょっと厳しい。
ハワイにも一生行かないだろうとすら思っていた。
(その後ハワイには4回くらい行ったかな)
まあAppleだけは別。PCは完全にマカーなので。
そして私のアメリカ嫌いを決定づけたのが、以前勤務していた会社で行くはめになった
アメリカ旅行。
旅行と言うより、展示会視察であって、勤務先が某キャラクターの
ライセンシーだったので、
ライセンシーから1〜2人参加で、30人くらいのその某キャラクター関連の
研修旅行だった。
私はその会社には居たものの、その某キャラクター関連の担当ではなかったので、
「え?なんでアタシが?」的な感はいなめず、
しかしまあ、タダでアメリカにいけるなら行くかな。という
少々ワクワクしたのがもう間違い。
当時はちょうど、スパイク・リー映画とか好きだったので、
少しばかり「本土ならちょっと面白いかも」と思っていったのだけど、これがまた・・・
なんかもう何を食べてもマズイし、体調は悪くなるし、ホントに酷かった。
しまいにゃ、帰りのロスの空港のエスカレーターに乗ってたら、なんか、
お尻を「ぺたっ」と触る感触があったので、
「なんだ?」と思って振り返ると
5歳くらいの中東系の子供が、私のお尻をぴとっと触ってるじゃないの?
唖然としてたら、
そのツアーで同行して仲良くなった、
関西の会社の社長の息子が
「お前、おねーさんにナニしとんねん!」
と、新喜劇ばりに、頭をすこーんと軽く叩いたものの、
子供は別にぽかーんとしてるだけで、
子供の横にいた父親も、「我々が何か?」的な表情。
本当にシュールすぎる酷い旅で、まあビックリした訳だ。
ということで、その旅行があまりに酷く、アメリカ本土がトラウマになってしまって、
その後10年以上、アメリカから遠ざかることに・・・。
まあ、その後は前出のサンフランシスコ2泊4日旅行や、セドナで
アメリカのイメージをだいぶ取り戻したのだけど・・・
そんなこんなで、海外に行く時に
飛行機の中で映画を見ることも多いと思うんですが、
(いきなり話が変わる。ここから本題。)
映画は好きなので、色々見るんですけど、
個人的な好みの単館系映画は当然やって無い訳で、
「世界中が大洪水になってるのに、
アメリカ人の数人だけが何故か生き残ってるCG満載の映画」
も見たく無いし、
最悪だったのは、「シャッターアイランド」と「誰も守ってくれない」で、
シャッターアイランドは、確かワイハに行く時の機内で見て、
「もうあの最悪な終わり方と、最初からどんより気持ち悪い様子」
に、ハワイに着いた時の開放感もなく、
「誰も守ってくれない」はフィジー行く時の機内で、
「とてもフィジーでバカンスを楽しむ気になれないほど、
暗い気持ちになった」ということもあって、
絶対的におバカ映画をチョイスするようになった。
「ハングオーバー」「デューデート」うーん。
ほぼ内容は一緒な、超くだらないコメディ映画。
いやー、こういうのが飛行機で見るのに良いんだよ。
しかし、その時気づいたんだけど、アメリカって、ロードムービー的な映画は
シリアスなものも、コメディも本当に秀逸なものを作ると思う。
「世界中が大洪水になってるのに、
アメリカ人の数人だけが何故か生き残ってるCG満載の映画」
とか、
「そんなにじゃかじゃかビル壊してて、それ大問題でしょ?なのに、
余り関係なくヒーローと悪役がCG満載で対決する映画」とかよりも、
くだらないロードムービーの方がよほど面白い。
予算もこっちのが格安でしょ。なんで3Dとか、
大洪水とかそんなのばっかり作るの?
ロードムービーって、車で国内を移動するのに、
何日もかかるアメリカならではの映画ジャンルじゃないかと思える。
日本やアジア圏、欧州でも国をまたいじゃうから、
ちょっと違ったものになるよね。
アメリカはもう無駄なCG映画とか作るのやめて、
NYや都会で繰り広げられる、
私が苦手なジャンルの「大人女子力満載」なものか、
色々な都市とタイアップして、
その都市を巡るような、
ロードムービーばかり作ったらいいんじゃないの?って思うよ。
マイブルーベリーナイツも、軽く見れて、ジュード・ロウもカッコいいから好き。
あと、この映画の、ナタリー・ポートマンがヤバいくらい綺麗。
ちょっと、びっくりするね。
この映画の中のナタリーが付けてるターコイズのアクセが可愛くて、
ちょっと真似しようと思ったけど、元があまりに違うので断念。
せいぜい、ノラの曲を車で聞きながら、なんとなく都会のまったりした雰囲気に
浸るくらいしかできないけど。
ということで、アメリカはロードムービーを集中して作ってください。
そして、私のようなアメリカに偏見をもってる人を、
「結構良いかも?」「行ってみよかな?」って気にさせてください。
で、来年は再来年には、ツインピークスのロケ地巡りに行きたいと思ってます。