毎年、初詣。
お祓いとご祈祷を鹿島神宮でお願いしています。
その前に、鹿島神宮とは県境の手前にある、香取神宮に寄りました。
鹿島神宮と香取神宮は夫婦関係にあって、
両方をお参りする方が良いと言われています。
陰陽の関係となっていて、全てが対。
香取神宮は、真っ黒の社殿に金色の装飾で華やかな感じ。
鹿島は、真っ赤な朱色の楼門。
写真は香取神宮。ちょっと遠目なので、わかりにくいですが、
素晴らしい金色の装飾ですよ。
ちなみに神社は、真正面とかあまり近くで写さない方がよろしいと
自分では思ってます。
香取神宮は、春は桜で彩られる広葉樹にかこまれ、
参道はゆるやかに曲がりながら上って行くもので、
鹿島は、針葉樹に囲まれた、
奥の宮までまっすぐに伸びる参道になっている。
こちらは鹿島神宮の要石から奥宮までの道です。
実はちょっとハイキングコースになってて、
スタジアムや海の方までいけるんですよね。
有名な「要石」も、香取は凹型。鹿島は凸型でとなっており、
灯籠も三ツ穴灯籠の穴の位置が逆になっており、
これを重ねると、六芒星になるというしくみ。
この灯籠は三ツ穴じゃないですが・・・
この要石は香取神宮のもの。
こちらは鹿島の要石。
両方とも、奥宮のさらに奥にあります。
こちらは、香取神宮の奥宮の小さい鳥居。
いい感じに陽が入ってますね。
そして、香取、鹿島の他に、もう一つ。
茨城に入ったすぐ、潮来ICからほど近いところ(ベイシアに行く途中を右折して数分)のところに、息栖神社という小さい神社があり、
この3つが、鹿島神宮を中心としてみた時に、ほぼ同距離の二等辺三角形になるという位置関係になっているのだとか。
昔の人、恐るべし。
この3社を合わせて。「東国三社」というのだとか。
(水戸黄門などを見ていると、
三社巡りなどという言葉が出てくる。
それはまさにこの三社を巡るもので、
年配層やパワスポ好きの人向けのバスツアーでも、
最近この三社巡りが流行っている模様)
天気の良い日でした。
香取神宮は個人参拝客しか居なかったけれど、
鹿島は、もう1月も半ば以上過ぎていたのに、
バスツアーなどの客や、大学生くらいの男性のグループなど、
いつも、平日なのに、結構人出が多くてビックリ。
お祓いもこの時期なのに、30分置きの交代で、行っていました。
鹿島神宮の大きな鳥居は、昨年の地震で倒れてしまいました。
幸い怪我人などはおられなかったようですが、
今、再建に向けて、準備中のようです。
鹿島の鳥居は、「鹿島鳥居」という形で、
いわゆる、鳥居の形の
元がいくつかあるとしたら、そのバリエーションの一つ。
日本にある神社の中でも「宮」とつく神社がいかに少ないか?
そして、それの意味するものは・・・
で、その重要な場所の鳥居が倒れた意味って・・・。
色々言われていますが、興味有る方は色々検索してみてはどうでしょうか?
ただ、私自身は、起業してからここの神社にお世話になっていて、
なんだろう、やっぱり鳥居をくぐるだけで、「気」のせいか、
明らかに俗世と違う感覚をうけますよね・・。
この右端に移ってる小さい囲いが鳥居のあった場所。
今は盛り土されていて、再建を待っているところです。
日本には、色々昔の人が考えて、作られた重要な建物が多いと思いますが、
鹿島神宮はその一つであるのは間違いないようです。
数年後には立派な鳥居を拝めることができ、日本も良い未来に向かいますように。