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2014年6月29日日曜日

ブラジルW杯観戦in ブラジル(日本戦見てない)その2(オランダvs豪州)

泊まっていたホテルから、スタジアムまでは徒歩10〜15分ほど。
スタジアムにはかなり近いホテルで、ほとんどホテルの前付近から通行止め
(歩行者天国状態)になってて、スタジアムに行く人のみが歩いてる感じになってた。



ホテル近くの河を渡ると、もう公園の脇を歩く感じで、完全にW杯モード












天気もめっちゃ良かったし、最高です。
ヘリもとんで中継していました。


色々なイベントスペースが出てくると、



鹿島のハム焼きみたいな屋台が続々と・・・このポルトアレグレは特に「シュラスコ」文化なので、肉焼き屋台はめちゃくちゃ多かったですね。



そしてスタジアムが見えてきました!


古いスタジアムの向こう側にたってるのが、
ベイラ・リオ-スタジアム




地元のインテルナシオナルのホームスタジアムです!すごく綺麗!





空港の搭乗検査みたいな厳重なゲートをくぐって、荷物もチェックして、
入場です。

ブラジルW杯かなり厳重ですし、ちなみに道中に、海外サッカー観戦でありがちな
「バッタモノを売る屋台」的なものなどは一切ありませんでした。

あれはあれで楽しいのだけれど、そうとう厳しく制限されたと思われます。

中も綺麗。トイレやコンコースもめちゃくちゃ綺麗でしたよ。













途中でオランダ代表のバスが来ました!



ああ、見えないけど大興奮!写真写真!

中も美しいです。良いスタジアム。








ポルトアレグレはグレミオのスタジアムも
新しくて綺麗らしいのだけれど、結局見に行けずじまいでした。

選手も登場して大興奮!








そしてスタンドでは、撮影大会。
特にオージーの、このデカカンガルーを持ってる人達は撮影でも大人気でしたよ。
















いやー、興奮しました!
試合も最高でした!
オージーは負けたけど、ケーヒルもファインゴールだったし、
良い試合だったと思う!

それもあって、オージーも試合後も和やかな雰囲気だったように思う。



帰りはこのチーズオジさんと、カンガルーがやはり人気で、撮影大会になっていた。





そして、お腹空いたので、行きに見てたシュラスコを。。



人気だったので、20分近く並びました。

そして、謎の粉を付けてもらったのだけど、
これジャガイモの粉らしいです。

「付ける?」と聞かれて、もう「うん」としか言えなかった。
これがあるか無いか?で味が変わるかといったら良くわからない。

ちなみに手巻き寿司屋もでてました。

何も食べてなかったので、これも食べたんだけど、
ご飯もふっくらで美味しい!?日本でより美味しいかも。



私が日本人と分かったのか、私の食べっぷりを終始屋台の中から見ておられたようで、
食べ終わった後、目があって「グー!」とやったら安心していたようです。

ホントに美味しかった。

ホテルから5分ほど。スタジアムの帰り道にあるショッピングモールに寄ったら、すごい人だった。



モール内のレストランにはテレビがあって、チリvsスペイン戦やってました。

が、ちょっと買い物してホテルへ。

ホテルでテレビみながら満足してビールでゆっくりしました。

翌日は朝早くサンパウロへいかねば。なのでね。

続く・・・・








2014年6月28日土曜日

ブラジルW杯観戦in ブラジル(日本戦見てない)その1

ブラジルW杯にいってまいりました。

6/16〜26まで。


ツアーではなく、友人同行もなく、一人・・です。一人で個人旅行でブラジルまではるばる参ってまいりました。

というのも、まず、昨夏のW杯の最初の申し込みが有った際、
申し込んでしまったんです。チケット。

その際に1枚×3試合で申し込んでしまい、それが全て当たってしまった訳で。
しかし一次申し込みであたったチケットは日本では5000枚程度らしく、まさにプラチナチケット。

しかし、その際はまだ試合のカードも決まっておらず、
どこの試合が来るか?全くわかっておりませんでした。

オランダ代表が好きなので、「オランダ見れればいいなぁ。」

とは漠然に思っていましたけれど、
その後、試合抽選があり、自分のもってるチケットの試合を見たら、
オランダ戦とウルグアイvsイングランドがあるではないですか!?豪華カードです!!
これはいかねば!と言う感じです。

そして私にはもう一つ行かなければならない理由がありました。
昨年亡くなった兄と、一番最初に幼い頃に一緒に見た世界のサッカーが、
78年のアルゼンチン大会の決勝なのです。

アルゼンチンvsオランダという決勝カードで、なんだか良くわかってないけれど夢中で兄と一緒に見た記憶があります。

そこから、サッカーも好きになり、なんとなくオランダ代表が好きになりました。
あのオレンジ色のユニホームが、子供心に印象深かったんでしょう。

そして、兄が亡くなる数日前に、昨年日本とオランダの代表戦がありました。
私がオランダ代表好きなのを知っていて、最後に兄とまともに話ができたのは
あの試合の翌日。

「日本頑張ったよなぁ」

兄は、もう、ろれつが回らなかったですが、一生懸命日本とオランダの試合の話を私にしようとしてくれていました。
翌日からもう話せなくなり、数日して亡くなりました。

兄も、ずっと、あの親善試合のオランダ戦を楽しみにしていたので、兄はあそこまで頑張ったのかもしれません。

そして、兄が亡くなる少し前に、W杯のチケットが当たった話をしました。
それもすごく喜んでくれていた。

そんな思い出の南米でのW杯。そしてオランダ戦も含まれているのであれば、
ブラジルには、危険危険と言われていても、一人であっても行かねばならないと思った次第です。

しかし、あまりにも「ブラジルは危険」という報道が連日なされ、インタビューしてる途中で、ネックレスを盗まれたとか、そんなことばかり映像に映され、
取引先様も心配して、ブラジル行き1週間前からはもう電話がきても
「ホントに大丈夫?」「ホントに気をつけてくださいね?」
「他に一緒に行く人いないの」「一人とかあり得ないし」

と。もうノイローゼになって胃が痛くなるほどの「危険ですよ」という刷り込み。

「一緒に行く人がいれば最初からいくわ!」「しょうがないじゃんか!」

という言葉を飲み込み、領事館では「航空券が不備」とか言われて、
一度追い返されたり(実際には不備じゃなくて戻ってきてキレた)
いやいや、もう準備だけでヘトヘトだった訳です。

しーかーも、当初普通のスーツケースで行こうと思っていたものの、
色々ぐぐると、

「入国審査に時間かかるから、スーツケースが出てきて置きっぱなしになって盗まれる」とか

「スーツケースでてくるの遅いと思ったら、後で気づいたら中にあった宝飾品だけが盗まれていた」

とか。

「ファスナー式のスーツケースだと、ボールペンの先でファスナーをあけられる」とか、

それらを目にしてしまい、出発1週間前に慌てて機内持ち込みできるサイズの、小さいスーツケース購入。
荷物を大幅に変更し、捨ててもいいような服を入れて帰りに捨ててくるようにしたほど。

ブラジルに行くって大変なのね・・・もう、安全な国でW杯やってよ!
FIFAのバカ!!
と思いながらそんなこんなで、ようやく出発。

成田って遠いよねえ。。都内に住んでて10時○分の飛行機にのるには、都内を6時には出ないとダメで。車で成田までいっても良かったんだけど、
リムジンバスにしました。

蕎麦は向こうで食べられないだろうなと思い、朝ご飯食べてなかったので、蕎麦食べて。いざ・・




で、私、飛行機とか空港は好きなのだけど、身体が飛行機についてかないんです。
気圧の関係だと思うんですが、
そもそも自分は血圧が激低で、飛行機に乗って寝てしまうと血圧が下がってしまい、
「現地ついたら病院行った方がいいか?」ってほど気持ち悪くなることがあるんです。





けれど、降下していくと血圧が少し落ち着くのか、けろっとなおるんです。
まあ、けろっとはいかないけれど。
完全に血圧&気圧の関係だと思われます。

そんなこんなで経由地のシカゴに到着・・。
少し寝てしまったので、やはり少し体調が戻らず、、
しかしこのシカゴで、なんと12時間の待機をしなければなりません。

荷物を預けて市内観光にいけるレベルではありましたが、
ここは、空港隣接のヒルトンを見つけたので、即デイユースを使えるか確認してチェックイン。

部屋からの眺めです。飛行機も見えます!




すごい助かりました。シャワって、メールとか色々して、ぐっすり寝ました。

シカゴはなかなか良いとこです。空港も機能的だし、ホテルも良い感じ。
空港内もお洒落で、中にはいってしまうと、色々なお店もより取りみどりです。
ここは良い空港です。




今までいった空港の中でも「良い空港だな。」と思った中の一つ。
こんな感じで間を繋ぐ通路もお洒落。
成田とかってあまりに殺風景でねえ・・・

特に日本で最近流行り始めた、ポップコーンの店もいっぱいありました。



んで、ここからまたさらに9時間(帰りは10時間)でようやくサンパウロに・・・
ようやく着きました。




が、着いたターミナルが新しい?のか、海外からの便をメインにしてるターミナルなので、なんかあっさりと閑散としてて、「あれ?」と結構拍子抜け。









国内線に乗り継ぐのに時間が多いにあったので(実はそれでもシカゴで出発が3時間遅れた)お腹もすいていたので、ブラジルでの初料理を食べることに・・・

良くわからないので、やたら店員の若い女の子が多かった、綺麗なアラビアンフードのファーストフードを食べましたが。



まあ普通に美味しかったです。

しかし高い!
これで1500円ほどですよ!?

ブラジルは食べ物が高いと聞いてはいたものの高過ぎです。

そこから国内線に乗り継ぎましたが・・・
意外と機能的だし安全。

みんなスマホもバンバン出して充電までしてるじゃないの。
(サンパウロの国内線の待ち合い椅子にはコンセント備え付け)

そしてようやく滞在するポルトアレグレに到着です。

タクシーも空港で行き先言うと、
そこで支払って、待機してる運転手に案内してもらって、日本より綺麗なタクシーな上、追加料金もなくて快適でした。

しかし、部屋が結構色々あって・・・
エアコンのリモコンが作動しない。とか、
テレビのコンセントが抜けてる(コンセントの差し込みプラグがない)とか。
ハンガーがない。とか。

英語が通じないので、ネット翻訳と、しまいには絵を書いて説明する始末。
でも真面目に一生懸命理解しようとしてくださって、ホントに良かったです。

で、ようやく、空港でもらったタダビール(タダで配ってた)と、
空港で買ったパニーニで、ようやく夜ご飯。


部屋は意外とお洒落です。見た目は(苦笑)
しかも広いし。




延々サッカー番組やってるのでホントに嬉しい。
ネット接続もサクサクでした。
有り難いです。

そんなこんなでようやくブラジル1日目の夜を迎えました。

しかし、外がうるさい!なんなの?コンサート?と思ったら、
FIFAのオフィシャルのPV会場が近くにあって、そこの音が丸聞こえなんです。



300mくらい離れているのに、まるで隣でやってるかのような凄い音。
(後から気づきますがここのホテルは窓が開いてたんですよ)
試合が終わるとしばしライブ&クラブイベント状態になってる模様。

苦情来ないのがすごい。

そして、朝ご飯です。
意外とレストランはお洒落ですし、美味しかったです。




ただ、野菜が全くない。
大丈夫か?

試合は13:00からで、このホテルからは歩いて15分ほどでスタジアムにいけるそうなのだけど、結局10時半頃ホテルを出ました。

うう、オランダのエンブレム!?



「高まる!」

(オランダvs豪州の試合に続く)

2014年5月19日月曜日

与えられたステージで輝く

先日、ずっと見たかった「そこのみにて光輝く」を見てまいりました。
しかも鳥取→大阪の出張の合間です。

大阪についてその夜に見に行きました。東京だと時間がないのでこれはいかねばと。。

私の仲良い友人は知ってる人が多いんですが、ワタクシ、アジア人顔でパツ金ってのが萌えポイントなんですよ。

「じゃあ本田とか好きなの?」ってそれは違う。
どちらかというと、パツ金が似合わなそうな、あっさり顔の人が金髪とかにしてるのが良いんです!!(偏愛)

なので、ただでさえ綾野剛は好きですが、もうこういうのは「うぉぉぉーーーーー!」って感じです!!!



素敵すぎます!!

まあ、そんなことはさておき、
この「そこのみにて光輝く」はパツキンの綾野剛ではありません。

無精髭で、人生を放棄してるようなダメ男役です。
しかし綾野剛って、こういうダメ男役がまた似合います!



前出のロンググッドバイでも、まあ「ダメ男」です。

それでもその「ダメ男が漂わせる、女を引きつける謎のフェロモン」を
演技で出せるという・・・
すごいんですよ。

この話、いわゆる、世間でいう「底辺の暮らし」をしている人達が、
不器用に愛を求めて繋がり合うという話なのですが、、

この映画の評を見ていると「どん底の暗い話の中で、わずかに希望が・・」とか描かれているものの、
私が思うに、思ってる以上に幸せなお話だったと思うんですよね。

確かに池脇千鶴演じる「千夏」は身体を売って、
それを生活費にあてて、したくもない不倫をして、親の介護までしている。

おそらく「自分の人生こんなもんだ」と思ってるのでしょう。

けれど、綾野剛みたいな人がそこから救い出してくれるワケですよ。
結婚したいと思ってくれて、
不倫相手のところにいって、関係を辞めろといい、
身体を売る店も辞めろという。



なんという恵まれた話じゃないですか!?

濡れ場とかリアルなんですよ!もう!





「底辺の暮らし」ってなんなんでしょうか?

何を基準にして「底辺」というんでしょうか?

この映画の中で「私だって街を出たかった。けれど家族を置いていけなかった」
といっている。

この話は函館が舞台の話で、「仕事なんか無い、イカ工場も週3日で・・」というくだりがあるけれど、仕事の有無だとかは、
都会だろうか地方都市だろうが変わらないのではないか?と思う。

確かに都会は仕事が多いかもしれない。
けれど生活費も異常に高い。

私は数年前、仕入れ先の工場に自分の仕事の納品の手伝いにいった。
その時、作業しながら話していた、そこの工場に勤めている20代半ばの女の子に、
こう聞かれた。

「会社って、○○区なんですか?芸能人とかいっぱい住んでるとこですよね?」

「そうですよ」

「出身もその辺ですか?」

「そうですけど・・・」

「それってもう、その時点で勝ち組じゃないですか!?羨ましいです!」

その彼女の言葉に応えられなかった。

何をして「勝ち組」なんだろうか・・と。ふと思った。


確かに、彼女は都会に出て働きたいという夢や野心があったのかもしれない。
そういう人からみると「そこに最初から住んでる人」は
「勝ち組」に見えるのかもしれない。

けれど、決してそうではないと思う。

実際に、その生活を維持していくのも大変だし、
たとえば「都会に疲れた、田舎に帰ろうかな・・」なんてことはできない。
ある意味逃げ場がないのだ。
行きづまっても帰るところは、生まれ育って働いている、
彼女が憧れる東京のここだけなのだ。

そして、地方の人が思っている以上に、都会はコミュニティが狭い。
たとえば浅草。浅草と浅草橋は2駅しか変わらないけれど、
お祭りも全く別もの。

そんな中で育って、家族の面倒をみなければならない人は、
地方都市であろうと、田舎であろうと、都会であろうと、
この映画のこういう生活となんら変わりない。

淡々と日々の生活を送り、その仕事が、都会のビルでOLをしていようが、
身体を売ろうが、イカ工場だろうが、淡々と日々を送り、
家族のためにお金を稼ぐことには変わりないのだと。

自分も兄を亡くしてしまって、親戚もほとんど居ない。

「私だってここを出たかった。外国にいって仕事をしてみたいと思ったこともある。でも家族を置いていけない。」

同じ台詞を言えるということは、自分も世間からみたら底辺の暮らしなんだろうか?

それでも、この映画の千夏のように、自分が与えられた今のステージで、
今与えられていることを精一杯やるしかないんだと思う。

いつかマツコDがこんなこと言ってたけれど、
「有り難くも与えてもらったステージで、そこでただ一生懸命やるだけ。
そうしてまた次のステージが用意されたら、またそこで一生懸命やるだけ」

それを自分もモットーにしています。

そのステージを全うする途中で、綾野剛みたいな人が救いの手を差し伸べてくれないものか・・・・。



2014年5月11日日曜日

恋をした方が辛いのか、しない方が辛いのか?

先日、渡辺淳一氏がお亡くなりになったということで、
いわゆる「不倫」を題材とした映画。みたいなものがいくつか掲げられていたのだけれど、 そこに、Lust,Caution(色戒)もあげられていたので、いささか腑に落ちないなぁと。

(全く関係ないけれど。アン・リー監督作品では「恋人達の食卓」もオススメな映画。)

これすごい好きな作品なんです。
(以下かなりのネタバレを書いていますので注意)




というのも、確かにこの映画、まあ妻が居る人と関係を持つ話ではあるものの、
そもそもこの話は「不倫がバレたらどうしよう!?」ってところで
進んでいく話では無く、
スパイとして男に接触していく女、
「スパイってことがバレたらどうしよう!?」って方の話なので、
「不倫の映画ですよん」とくくられるのは、かなり違うんじゃないかと思うんですよ。

しかしスパイ映画という感じも無く、
ホントに「ザ・大人の恋愛映画」だと感じるんですよね。

トニー・レオンの真骨頂だと思います。



インファナル・アフェアでも素敵なんですけれど、
トニーレオンの中では一番彼の良さが出てる映画なんじゃないかと・・・

上品な大人の男の色気というか、
自分の仕事の立場に苦悩してる姿のかいま見せ方とか、
ふっと彼女に心を許す瞬間の僅かな笑みとか。

この映画、かなり長く、冒頭はいきなりクライマックスの直前のシーンからはじまって、過去に巻き戻されるので、最初は「?」な感じかもしれない。

そして

「こんな安易に学生がスパイ活動に突入しない。」とか
「(トニーレオンが)こんな立場であるのに、普通はもっと早く彼女の正体に気づくだろうよ?」と言ってしまう人も多いんだろうけれど、
現実でも、大きな事件みたいなものは意外と遊びの延長みたいなものや、
安易に作られることも多いし、
大人の男ほど、恋愛に溺れたら、その溺れ加減が半端ないというのは、
玉○○二氏などを見ていても一目瞭然だと思う。





そう、これは私の私感ではあるけれど、若い時分より、
35歳をすぎたくらいの男性の方が、恋愛において、ある程度の年齢で恋に落ちた場合ののめり込み度もすごいし、それを満喫してしまう気がする。

良い歳してバカップルかよ。という突っ込みなども、
アラフォー以上の男には関係ないのだ。
「うるさいよ、ひよっこが何言ってるんだ。
お前もアラフォーになれば分かるときが来る」くらいに思ってるに違いないと。

この映画は他のアジアでは多くの肉欲シーンがカットされてしまいましたが、
あの半ば暴力的というか、もうそれ○○プレイですよね?って感じに、
トニーレオンと関係が結ばれた後の、やってやってやりまくる度がすごい。

「身体だけが目当てなの?」なんて思わない。やってやってやりまくるほど、お互いに恋に落ちていく感がドンドン増していく。

そしてクライマックスの宝石屋のシーン。
このクライマックスシーンがホントに素敵で、天国に上り詰めたあと一気に地獄に堕ちて行くという展開なのだけれど・・・

最初、この目も眩むような宝石を目の前にして、手に取らない彼女に、
「はめてみて」「君がそれを着けたところを見たいんだ」と言う。

「宝石」が美しいのではなく、それをはめた彼女を「美しい」と愛でたいと。






これって凄い殺し文句だし、男にこんなこと言われた瞬間に「この人は私にぞっこんなんだな」と確信できてしまう。

(ただし値段が高級でセンスが良いもので、女の方も「くれて当たり前」と思わない女であることが条件)

しかもこの映画では、本妻にはこの「鳩の卵」ほどの大きさの宝石は買い与えておらず、自分の方にこちらを買って、指輪に仕立ててくれたことを、
彼女は本妻との会話の中で知っているのだ。

自分の持てる財力を違う形に変え、愛してる女に身につけてもらって、その姿を見たい。

そんなこと言われたら、もう女は「完敗です」よ。完敗。。

映画でもその言葉を聞いた彼女が白旗を上げる訳です。

恋愛に勝ち負けなどは存在しないですが、
このスパイとしての勝負は、完全にハニートラップをしかけた彼女の勝ちだったのです。
けれど、ハニートラップを仕掛けた本人も恋に落ちてしまった。
良くあるパターンの話ですが、その良くあるパターンを、
緊迫感と甘美さをうまくミックスさせて仕上げた素晴らしい作品です。

「恋はするものではなく落ちるものなんだ」ととある小説の中にも出てきましたが。

結局、恋愛なんてものは、落ちてしまったら、甘美で周りが見えなくなる麻薬のようなものなんですよね。

不倫映画。と言われている他の映画も結局根本は男と女の恋愛映画であって、
昨日のロンググッドバイの、「あの」セリフじゃないけれど。
「こんな時代に、恋くらいしていなきゃ、苦しすぎるじゃないか。」
という一言につきる。


今の時代は、恋なんかしなくても苦しくない時代なんだろうか?

2014年5月5日月曜日

たかがドラマの世界観

またドラマの話で恐縮。

今クールは、  ロンググッドバイを楽しみに見ております。
この時間は普段はJリーグタイムがあるので、あっちは録画して・・とか色々考えながらやりくりしてみているのだけれど、
さすが国営放送様、すごいクオリティのドラマだと思います。
キャスティングが良いのはもちろんなのですが、
ドラマや映画って一番大事なのが、時代考証や、登場人物の見えてない人となりを表すことなんじゃないかと。



このドラマは時代考証もすごいんだけれど、
それを越えた完成された美しさみたいなのが感じられて、素晴らしいんですよ。
小道具とかもめちゃくちゃ凝ってる。

http://www9.nhk.or.jp/dramatopics-blog/100000/185520.html

安っぽくない俳優陣と、舞台セット。
ロケした場所や小道具もそうとう凝ってるし、
ああいう歌姫が出てくる雰囲気の始まり方もお洒落で素敵でしたね。




服飾学校に行っていた時に、自分で「(架空の)ブランドを作る企画」の授業みたいながあるのだけれど、服のデザインはもちろん、
そのブランド構築のために、その服を着てもらいたいターゲットの
イメージを考えるんですよ。

年齢層はどのくらいで、どういう音楽を聞いて、どういう生活をしていて・・・とか。
表には出さない部分を構築していくのがキモというか。

ドラマでの役づくりってそういうのに似ていて、
その登場人物の、見えない過去や、出さない趣味とかまで、
それを出さずとも構築していかないと、安っぽいドラマになってしまうのだけれど、
さすが、浅野忠信が連続ドラマ初主演受けただけあるほど。
すんばらしいです。

っていうか浅野さんも綾野剛もめちゃくちゃカッコいいです。




一つ残念なのは、毎回綾野剛のシーンをもうちょい増やして欲しいのよ。
ってくらい。綾野剛も役がのりうつってて素敵。もう何度でも言う。綾野剛が素敵すぎ。





あんな微妙な服着こなせるの、綾野剛ならでは。

国営放送様、有り難いことに、綾野剛とか金子ノブアキとか好きだよね。(どっちも好き)

突っ込みどころといえば、古田新太が「アドリブ?」っていう感じで微妙な笑をいれてくるのと、冨永愛の衣装が「パリコレか?」ってほど豪華なことくらいですかね?

この話、一応結末は知っているけれど、あの1話の埠頭の感じから行くと、
もうちょっと、せつなくも良い終わり方をしてくれるような気がする。

「何の見返りも求めず、ただ自分が正しいと思う方を選ぶ」

自分はこういう人間でありたいと思い続け、そこに向けて懸命に頑張っても、
それが叶わない人と、それを貫く人の話の結末やいかに。


そして、「自分はこういう人間でなりたいと思い続け、そこに向けて懸命に頑張っても、それが叶わない人」の話であった、インファナルアフェアのリメイクのダブルフェイス・・・のスタッフが作っている「MOZU」




こっちは少々期待はずれ。
ダブルフェイスが良すぎただけに、
「ああ、結局ダブルフェイスは忠実にインファナルアフェアをリメイクしただけだったか・・・」感が否めなくて。

というのが、国営放送様では完璧だった時代考証。

原作は90年代?とは言うものの、ドラマ上ではおそらく現代に置き換えられているのに「今の時代そこまでタバコ吸う!?」ってほど、タバコ吸い過ぎで、ちょっと異常だよあれ。っていうか90年代でもあれは吸い過ぎで不自然すぎる。
警察官でしょ?

「あのーそこ路上喫煙禁止なんですけど・・・」

今時、あんな病院の脇や高級レストランでスパスパ吸う人いないし、
ビルの地下だって警報機なっちゃうよ。

西島さんがかえってかっこわるく見えちゃうんじゃないか・・・?

しかも、せっかくダブルフェイスで良い味だしてた、
香川照之とかチビノリダーとか使ってるのに、
その二人がなんか「別にこの人達いらなくない?」っていう感じ。

まあ、あと、真木よう子もあんな綺麗なマンションなのにオートロックでもないし、
そんな家に夜押し掛けてきて、血だらけにして帰って行くし。ホントに迷惑。
私だったら、下のオートロックで様子おかしい時点で即救急車呼んで、追い返す。
あんな血だらけで家に上がられたら超迷惑だ。

そもそも子供も奥さんも亡くして、荒んだ生活でもいいはずなのに、
今だにやたら綺麗なマンション?にお住まいの倉木警部。うーむ。

それと民放ドラマの悪い点は、出演者がでてるCMが流れること。
ハセガワさんの「うなぎ犬」のCMとか流れるとずっこけるんだからもう。

あのドラマで唯一スゴいのがあの記憶喪失の犯人役のコだけな気が・・・

やっぱり元が原作だけだと、ダブルフェイスのイメージを引きづりすぎて、
色々なものが中途半端になっちゃったのかな・・・

といいつつ突っ込みながら見ております。


まあ、やっぱりロンググッドバイ、http://www.nhk.or.jp/dodra/goodbye/html_lgb_story.html
有名な「ギムレット」をこの後どう使っていくのか
この「主題」がラストでどう使われるのか・・・。
楽しみでありますよ。






2014年4月21日月曜日

本物のセレブという名のハードル

私はたまに出張に出るのだけれど、異常に荷物も多いことや、
頑張ってる自分へのご褒美として、新幹線で1時間以上の場所のところには緑車両を使うのであーる。

特に仕事をおえて帰京する時に、このゆったり車内でプッシュりするのがたまらない。

しかも大阪ともなれば、私の大好きな粉もん、
東京ではお目にかかれないイカ焼きを購入して、
ビールと一緒にたしなむのが至福の時という、もはやオッサンの楽しみに近い状態になっているのだ。

先日も大阪からの帰り、ビール&イカ焼きを購入し、飛び乗るように乗り込み、
ビールをプシュリンコして、イカ焼きにかぶりついた瞬間に、あれを思い出した・・・



そう、2ケ月くらい前に購入したとある雑誌の「お弁当特集」である。

ちょうど、その本の発売直前に、小山薫堂氏の語る弁当の話をラジオで聴き、
内容もリンクしていたので購入。
薫堂氏が崎陽軒の社長から聞いた、崎陽軒のしうまい弁当は「実はご飯に一番力を入れている」という話には目から鱗であったが(その内容は雑誌には出てなかったはず)
目から鱗どころか、この雑誌には腰を抜かした1ページがあったのだ。

そう、この弁当特集には、色々な著名人が、好きな弁当を紹介しているのだ。
お笑い芸人や女優、俳優やフードコーディネーター・・・

オダギリジョーのレコメンドする、おにぎりがまた素敵で、「おにぎりになりたいわぁ」と思うほど、おにぎりを持つ手が色っぽい。

しかーし、
腰を抜かした1ページはオダジョーのおにぎりページではない。

そう、女優や俳優やフードスタイリストにまじって、サッカー界から唯一の登場。




宮本恒サマである。
私が男だったら、もはや嫉妬すら覚えないほどの完璧さを持つ恒サマ。

ぐうの音も出ない。とは彼に対する言葉なんじゃないかと思うのよ。

顔良し、スタイル良し、頭良し、家柄良し、その上、スポーツ万能どころかプロサッカー選手になり、日本代表にまで登りつめていて、
これ以上何をのぞむのかと・・・

歌舞伎役者や元横綱の娘を尻目に、恒様も弁当をレコメンドしてるではないか・・・


「おぉ、いったいどんな弁当だ?」






「意外とシンプルなものを・・・箱寿司?」

そう、東京生まれの私は今ひとつ箱寿司文化がわからないのだ。

「へぇ、今度買ってみようかな?」
「で、いくらなん?」

・・・・・・・・・・




「は!?」

3360円!

どっひゃー!である。どっひゃーー!!

かなりの人数がこの雑誌内で弁当をレコメンドしているものの、
フードスタイスト的な人2名を除いたら、ツネ様、最高値だよ!?


しかも、何人前か入って3360円なのかと思って、なんかこの弁当の箱の比率まで、
何度も確認してガン見てしまったほど。

一応、箱二枚とあるからこれが2段になってるんだろうか・・・

謎である。

2人前だとしても、もはや、絶対に自分では買うことのないラインを越えている。

そもそもイカ焼きの10倍の値段ではないか・・・・。

そして、
「仕事で東京に向かう時は、百貨店内の支店でこの箱寿司を購入してから乗り込むのがお約束」
「東京には無い寿司なのでお土産にも喜ばれますね」

土産としても買ってるのか・・・・

恒様。お土産にくださいよ。


しかも書かれている文章がすごい。

「元々(160年の伝統の有るこの店と)家族が知り合いだった」

うんうん、まずそこで、「家族が知り合い」ってのがもう・・・

ここがもう本物のセレブならではの文章だ。


家柄が良いセレブ・・・となると、この本では、
どこぞの元アイドルの彼氏といわれる歌舞伎役者や、横綱の娘が弁当をレコメンドしているが、彼らは決して高くないものをレコメンドしている。

おそらく「ここで変に高級なもんレコメンドしても、どうせ元々金持ちだからでしょ?感じ悪いわぁ、って思われてもいやだし、かといってあまり安いのも貧乏臭いし、
叙々苑弁当くらいが無難よね?」
っていう感じなんだろう。

もし私も、どこぞのタレントの娘で、親の七光りタレントだったとしたら、
そんな感じで、あまり高くないものをレコメンドしたであろう。

しーかーし、恒様のようなホンモノのセレブはそんなことは一切考えないんだと思われる。

「え?弁当特集?」
「じゃあ、家族も知り合いだし、いつも買ってるし、あそこの箱寿司でいいかな」

って感じで、もはや値段なんか考えてないんだろうというのが、手に取るようにわかる。

そう、これがセレブなのだ。

グリーン車に乗る人としての、余裕のある振る舞いとしては
決してイカ焼きを片手に飛び乗りとかせず、
余裕もって、箱寿司を購入し、車内でもゆったり過ごすのであろう。

以前、とある漫画家がテレビで「ダイエットに成功した秘訣は、とにかく綺麗な人のブログとか見まくって、綺麗な人がやってそうなことを真似した」と言ってたのは
すごく腑に落ちる。

しかし、どんなにマネしても超えられない「本物のセレブという名のハードル」
は存在するのだ。

たかだか弁当特集ではあるけれど、恒様に、その見えない超えられないハードルを、
あらためて見せつけられた感がした。

「恒様、3360円の弁当は庶民には買えへんよ。」

私は、この間の大阪からの帰り、その箱寿司の記事を思い出し、
若干せつない気持ちでイカ焼きを平らげたのである。。

けれど、おそらく次も、帰りに買うのはイカ焼きだ・・・・