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2014年6月28日土曜日

ブラジルW杯観戦in ブラジル(日本戦見てない)その1

ブラジルW杯にいってまいりました。

6/16〜26まで。


ツアーではなく、友人同行もなく、一人・・です。一人で個人旅行でブラジルまではるばる参ってまいりました。

というのも、まず、昨夏のW杯の最初の申し込みが有った際、
申し込んでしまったんです。チケット。

その際に1枚×3試合で申し込んでしまい、それが全て当たってしまった訳で。
しかし一次申し込みであたったチケットは日本では5000枚程度らしく、まさにプラチナチケット。

しかし、その際はまだ試合のカードも決まっておらず、
どこの試合が来るか?全くわかっておりませんでした。

オランダ代表が好きなので、「オランダ見れればいいなぁ。」

とは漠然に思っていましたけれど、
その後、試合抽選があり、自分のもってるチケットの試合を見たら、
オランダ戦とウルグアイvsイングランドがあるではないですか!?豪華カードです!!
これはいかねば!と言う感じです。

そして私にはもう一つ行かなければならない理由がありました。
昨年亡くなった兄と、一番最初に幼い頃に一緒に見た世界のサッカーが、
78年のアルゼンチン大会の決勝なのです。

アルゼンチンvsオランダという決勝カードで、なんだか良くわかってないけれど夢中で兄と一緒に見た記憶があります。

そこから、サッカーも好きになり、なんとなくオランダ代表が好きになりました。
あのオレンジ色のユニホームが、子供心に印象深かったんでしょう。

そして、兄が亡くなる数日前に、昨年日本とオランダの代表戦がありました。
私がオランダ代表好きなのを知っていて、最後に兄とまともに話ができたのは
あの試合の翌日。

「日本頑張ったよなぁ」

兄は、もう、ろれつが回らなかったですが、一生懸命日本とオランダの試合の話を私にしようとしてくれていました。
翌日からもう話せなくなり、数日して亡くなりました。

兄も、ずっと、あの親善試合のオランダ戦を楽しみにしていたので、兄はあそこまで頑張ったのかもしれません。

そして、兄が亡くなる少し前に、W杯のチケットが当たった話をしました。
それもすごく喜んでくれていた。

そんな思い出の南米でのW杯。そしてオランダ戦も含まれているのであれば、
ブラジルには、危険危険と言われていても、一人であっても行かねばならないと思った次第です。

しかし、あまりにも「ブラジルは危険」という報道が連日なされ、インタビューしてる途中で、ネックレスを盗まれたとか、そんなことばかり映像に映され、
取引先様も心配して、ブラジル行き1週間前からはもう電話がきても
「ホントに大丈夫?」「ホントに気をつけてくださいね?」
「他に一緒に行く人いないの」「一人とかあり得ないし」

と。もうノイローゼになって胃が痛くなるほどの「危険ですよ」という刷り込み。

「一緒に行く人がいれば最初からいくわ!」「しょうがないじゃんか!」

という言葉を飲み込み、領事館では「航空券が不備」とか言われて、
一度追い返されたり(実際には不備じゃなくて戻ってきてキレた)
いやいや、もう準備だけでヘトヘトだった訳です。

しーかーも、当初普通のスーツケースで行こうと思っていたものの、
色々ぐぐると、

「入国審査に時間かかるから、スーツケースが出てきて置きっぱなしになって盗まれる」とか

「スーツケースでてくるの遅いと思ったら、後で気づいたら中にあった宝飾品だけが盗まれていた」

とか。

「ファスナー式のスーツケースだと、ボールペンの先でファスナーをあけられる」とか、

それらを目にしてしまい、出発1週間前に慌てて機内持ち込みできるサイズの、小さいスーツケース購入。
荷物を大幅に変更し、捨ててもいいような服を入れて帰りに捨ててくるようにしたほど。

ブラジルに行くって大変なのね・・・もう、安全な国でW杯やってよ!
FIFAのバカ!!
と思いながらそんなこんなで、ようやく出発。

成田って遠いよねえ。。都内に住んでて10時○分の飛行機にのるには、都内を6時には出ないとダメで。車で成田までいっても良かったんだけど、
リムジンバスにしました。

蕎麦は向こうで食べられないだろうなと思い、朝ご飯食べてなかったので、蕎麦食べて。いざ・・




で、私、飛行機とか空港は好きなのだけど、身体が飛行機についてかないんです。
気圧の関係だと思うんですが、
そもそも自分は血圧が激低で、飛行機に乗って寝てしまうと血圧が下がってしまい、
「現地ついたら病院行った方がいいか?」ってほど気持ち悪くなることがあるんです。





けれど、降下していくと血圧が少し落ち着くのか、けろっとなおるんです。
まあ、けろっとはいかないけれど。
完全に血圧&気圧の関係だと思われます。

そんなこんなで経由地のシカゴに到着・・。
少し寝てしまったので、やはり少し体調が戻らず、、
しかしこのシカゴで、なんと12時間の待機をしなければなりません。

荷物を預けて市内観光にいけるレベルではありましたが、
ここは、空港隣接のヒルトンを見つけたので、即デイユースを使えるか確認してチェックイン。

部屋からの眺めです。飛行機も見えます!




すごい助かりました。シャワって、メールとか色々して、ぐっすり寝ました。

シカゴはなかなか良いとこです。空港も機能的だし、ホテルも良い感じ。
空港内もお洒落で、中にはいってしまうと、色々なお店もより取りみどりです。
ここは良い空港です。




今までいった空港の中でも「良い空港だな。」と思った中の一つ。
こんな感じで間を繋ぐ通路もお洒落。
成田とかってあまりに殺風景でねえ・・・

特に日本で最近流行り始めた、ポップコーンの店もいっぱいありました。



んで、ここからまたさらに9時間(帰りは10時間)でようやくサンパウロに・・・
ようやく着きました。




が、着いたターミナルが新しい?のか、海外からの便をメインにしてるターミナルなので、なんかあっさりと閑散としてて、「あれ?」と結構拍子抜け。









国内線に乗り継ぐのに時間が多いにあったので(実はそれでもシカゴで出発が3時間遅れた)お腹もすいていたので、ブラジルでの初料理を食べることに・・・

良くわからないので、やたら店員の若い女の子が多かった、綺麗なアラビアンフードのファーストフードを食べましたが。



まあ普通に美味しかったです。

しかし高い!
これで1500円ほどですよ!?

ブラジルは食べ物が高いと聞いてはいたものの高過ぎです。

そこから国内線に乗り継ぎましたが・・・
意外と機能的だし安全。

みんなスマホもバンバン出して充電までしてるじゃないの。
(サンパウロの国内線の待ち合い椅子にはコンセント備え付け)

そしてようやく滞在するポルトアレグレに到着です。

タクシーも空港で行き先言うと、
そこで支払って、待機してる運転手に案内してもらって、日本より綺麗なタクシーな上、追加料金もなくて快適でした。

しかし、部屋が結構色々あって・・・
エアコンのリモコンが作動しない。とか、
テレビのコンセントが抜けてる(コンセントの差し込みプラグがない)とか。
ハンガーがない。とか。

英語が通じないので、ネット翻訳と、しまいには絵を書いて説明する始末。
でも真面目に一生懸命理解しようとしてくださって、ホントに良かったです。

で、ようやく、空港でもらったタダビール(タダで配ってた)と、
空港で買ったパニーニで、ようやく夜ご飯。


部屋は意外とお洒落です。見た目は(苦笑)
しかも広いし。




延々サッカー番組やってるのでホントに嬉しい。
ネット接続もサクサクでした。
有り難いです。

そんなこんなでようやくブラジル1日目の夜を迎えました。

しかし、外がうるさい!なんなの?コンサート?と思ったら、
FIFAのオフィシャルのPV会場が近くにあって、そこの音が丸聞こえなんです。



300mくらい離れているのに、まるで隣でやってるかのような凄い音。
(後から気づきますがここのホテルは窓が開いてたんですよ)
試合が終わるとしばしライブ&クラブイベント状態になってる模様。

苦情来ないのがすごい。

そして、朝ご飯です。
意外とレストランはお洒落ですし、美味しかったです。




ただ、野菜が全くない。
大丈夫か?

試合は13:00からで、このホテルからは歩いて15分ほどでスタジアムにいけるそうなのだけど、結局10時半頃ホテルを出ました。

うう、オランダのエンブレム!?



「高まる!」

(オランダvs豪州の試合に続く)