ちょうどお昼前後だったので、絶対に食べようと決めていた
F.O.B COOPでのランチ。
ホントに昔っから・・・私が学生の頃から
「リアルなフランスを再現」したカフェ&雑貨で好きな店で。
ウチの食器もここで買った物が多い。
で、カフェメニューもまさに「いやーこれはパリだよね」って感じ。
コーヒーの味も、海外のコーヒーの味。なんだろう。
このちょっと大雑把でざっくりした感じ。かといってアメリカンなざっくりさじゃない。
シアトル仕込みのなんちゃらコーヒーとは全く別もの。
頼んだのはサラダランチ。
いやーホントに野菜とちょっと鶏肉の薄切りとタマゴだけ。
男性はこんなの見たらひっくり帰ると思われる。
そして・・・・
これぞまさに「欧州でありがち」な
「中途半端なカレー味」のオランデーズソースっぽいものがかかっているじゃないか!?
決してこの「中途半端なカレー味」は「めちゃくちゃ美味しい」訳じゃない。
むしろ「何故これをカレー味にする?」って思ってしまうほど、
微妙なのである。
でもまさにこれこそが、欧州っぽさ満載。
(ただし、イタリアやスペインやギリシャではこういうのは無いと思われる)
なんだろうか?日本でいう、ちょっとしたソース味みたいなノリなんだろうか?
おそらく欧州の皆様はこの「カレー味」的なスパイスを、
「ちょっと、塩、胡椒」をいれるノリで、
一緒に「カレースパイスを少々」って感じでいれるんだと思う。
まさに味の配分としては、そういう微妙な感じ。
オランダのコロッケも、この微妙なカレー味がするし、
ドイツのカリーグルストもそうなのだ。
この写真はカリーグルストではないのだけれど、
ベルリンの動物園内のカフェで食べたもので、
やはりびみょーなカレー味。
サラダのマカロニサラダ系にもそういう味が入っていたような記憶がある。
正直、この「中途半端なカレー味」を口にする度に
「何故この使い方?」とホントに突っ込みをいれたくなるのだけれど、
それが知らず知らずのうちに、
なんだか、「これが無いとちょっと寂しいかも」と思えてくるから不思議。
まさにこれこそが、欧州の庶民のいつもの味なのかもしれない。
F.O.B COOPでこのほぼ野菜だけのサラダランチの、中途半端なカレー味ソース。を
食べながらそう感じた。
こういうのを食べてると行きたくなるのが、オランダのLa place.
前出でもあるけれど、オランダ国内にかなりある、セルフサービスのカフェで、
そこそこな値段するのだけれど、メニューがどれも魅力的なんだよね。
日本にもこういう店出来て欲しいわ。